ただ今も正月最後の祭りとして続いておりますが、その様子は昔とだいぶ変わってしまいました。
近ごろは、ダイオキシンを発生するから止めましょう、などとおしゃる方がおいでになる。
いちじ松飾りは森林破壊になると、印刷をしたお札みたいな松飾り札が張られたことがありましたがヽありゃ−あまりにもけち臭くていけません.
だいたいそんなことが森林破壊になるほどのことでもなく、じきにすたれました。
ダイオキシンが出るから止めようということも同じような、頭でっかちな発想ではないンでしょうか。
そんな方にかぎって伝統がどうのこうのと言うわりには、
むやみに西洋の真似をなさります。 

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とまーひどいもんで、肝心の村の衆の願い事はそっちのけで、カラオケノレッスンをはじめたのです。
福の神がたいそう気にいった「三九郎の歌
は、今は卑猥だ、教育上よろしくないとまったく忘れられつつあります。
わけのわかった様な、浅知恵のなせることと申しますか・・・。
そんな歌ていどで、ぶっ壊れてしまうような教育なんて、たいしたことがなさそうですが
三九郎は所によっては「どんど焼き」などともうします。
ただいまは、正月飾りを燃やす三九郎と道祖神祭りは新年の祭事となっておりますが、このお話の時代のころは別々に行われていました。

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