明治憲法

 「広く会議をお越し、万機公論に決すべし」と美しい言葉ではじまる五箇条のご誓文は、若干16歳の天皇を神に祀りあげ、天皇中心の政治体制を築き上げんがためだった。

「天皇は神聖にして侵すべからず」の明治憲法条文は決定的だ。一見、四民平等を唱えながら本音は、「五倫の道を正しくせよ。党を組んで一揆を起こしたり、田畑をはなれたりしてはいけない。キリスト教は江戸時代同様信じてはいけない。」その他殺人、盗み・万国法の尊重などなど、江戸時代とほとんど代わりがない。

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