歴史的にはできたてホヤホヤの四柱神社だけンど、それからのカイドブックにはお城の次に記載されるようになった。

 巡幸絵巻をみると、立派な社殿が描かれているが、明治21年、一帯の大火事
で燃えちゃった。そのせいか明治34年発行の「信濃宝鑑」は、神社・仏閣・名刹など、かなり丁寧に描かれたイラストつきガイドブックだが、記載されていない。

この本は面白いので、その一部を紹介しよう。

 天守閣・・・
田圃等収りて一眸の中にあり唯惜しむらくば廃城年久しく雨淋木曽修せず碓頽懐日に甚だしきを加ふることを

 西堀の蓮・・
松本城の西にあり荷葉餞を畳み紅白相競ふて開く所、清香袂に泌 す此辺夏日納涼に適すると云う

ということだけんど、すんなり読めたカイ。
それにしても簡単明瞭な書き方に改めて漢字てすごいと思う。

                                               

 

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