マハトマ
・・聖なる御方


マハトマ・ガンジーは1869生まれ。日本は文明開化のスタートをきった明治2年。
非暴力・不服従を唱え、インド民族の融和・共存による、
イギリスからの独立に心身を捧げた。
残念ながら1948年1月30日「ヘーイ・ラーマ おお・・神よ・・」の言葉を残し、
凶弾に倒れた。享年79歳
愛弟子ネルーが「偉大なる矛盾のかたまり」と称した、
信念に生きた人生だった。

私はガンジーの運動のなかで、特に「塩の進軍」に思いをはせる。
60歳を過ぎ痩身の体に鞭打ち、歩む・語る姿は、
ガンジーの書籍・伝記・写真から、20世紀のブッタの出現だと感じた。
ガンジーのイメージは、糸車の写真
白布をまとった丸顔に丸い眼鏡、竹の杖をもつ姿

私はあえて楕円形の顔に、楕円形の眼鏡
足元は、疲れきってはいるが、確かな足取り
敬愛する人々の手に支えられ、進む姿として現した
混沌としている今日、ガンジー主義を世界思想としなくてはならない

20世紀のブッタであり、マハトマの姿として。


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マハトマ
石膏--h200x80cm


聖職者の嘆き・・私はあなたが観えない

人は苦悩する。苦悩するから安らぎと安心を求める。宗教がうまれる。
歴史は、宗教間の争いだったといっても過言ではない。
人々の苦しみを生み出しているのが、今の今でも宗教である

保守原理化し、反目しあう宗教界
三大宗教といわれる仏教・キリスト教・イスラム教の今日の姿を、象徴的に現した。
世界の融和と平安の道しるべとなるのも宗教である。
一連の作品は、世界の平和を願い創作したものです。


仏教・キリスト教・イスラム教    石膏 h180

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